槻岡寺について

 

 慶長元年(1596年)、雲洞庵様19世「一永長尊大和尚」様によって開かれました。お寺は名前以外に山号があり、山は聖域、神聖なる場所を意味しています。元来、槻岡寺は千手山という山号でしたが、文久3年(1863年)、明治7年(1874年)に2度の火災に会い、もう火災の厄難に合わぬようにと、水龍様を請来して「水龍山」となります。本堂入口に掛かる水龍山の額は、大本山永平寺61世住職である「絶学天真禅師」様より賜ったものです。
本堂焼失後は雲洞庵様の僧堂(修行僧が坐禅・食事・睡眠をする御堂)を移築し、本堂としていた次第です。現在の本堂になるのは平成10年、槻岡寺24世「祖道亮英大和尚」の元、各檀信徒様のおかげをもって本堂の建て替えが無事に終わりました。南魚沼市近辺では一番新しい本堂です
槻岡寺は金城山の登山口で観音山コースがあり、南魚沼市の木に指定されているコブシの遊歩道でもあります。春は雪が融けてくると万作の花が綻び、夏は緑豊かに秋は紅葉と四季折々の姿で登山者を喜ばせています。登山に限らず散歩としても十分に楽しむことができます。

 


 

野口勉悠

住職の紹介

 

槻岡寺26世 野口勉悠

静岡県静岡市出身
静岡大学人文学部経済学科卒

卒業後、東京にて営業職を経験したのちに出家
大本山永平寺、可睡斎専門僧堂にて修行
名古屋市長楽寺動物霊園 霊園長拝任
平成30年6月槻岡寺にて晋山結制式(住職就任式)

趣味 茶道、華道


 

アクセス

〒949-6545 新潟県南魚沼市長崎1421